昨夏甲子園準優勝で第1シードの仙台育英が初戦で大勝した。

投手陣は質量ともに豊富だった。先発した背番号11の左腕・武藤陽世投手(3年)は、140キロ前後の直球と鋭いスライダーなどで2回を無失点。3回からは背番号17を背負う左サイドハンドの大山隆真投手(3年)が登板。インステップ気味のフォームから角度のある球を投げ込んだ。

15点リードの5回からは背番号18の右腕・内山璃力(りき)投手(3年)がマウンドへ。先頭に四球を与えるも、勢いのある投球で試合を締めた。

打線は初回に相手のミスに乗じて4点を先制。2回は2番の佐々木義恭外野手(2年)の右翼席へのソロが飛び出すと、その後は足技も絡めて着々とリードを広げた。

須江航監督(41)は「対戦相手がどこでも、何回戦でも、1試合ずつ丁寧に戦わなきゃいけないので。そういう意味では理想的な試合を初戦からできた」と振り返った。

プロも注目する最速151キロの193センチ右腕・山口廉王(れお)投手(3年)は登板しなかった。

仙台育英の次戦は15日午前9時、石巻市民球場で今大会ノーシードの東北-石巻工の勝者と対戦する。指揮官は「守り勝つだけです。僕らは10-9じゃ勝てないので。7月はこういう野球をするっていうことを計画してきたので、センバツに行けなかった瞬間に。全て計画通りに進んでますから。あとはやるだけです」と話した。

※大山隆真の隆は、隆の生の上に一