<高校野球京都大会:北嵯峨5-4福知山成美>◇18日◇4回戦◇わかさスタジアム京都
福知山成美の森下渓介外野手(2年)はグラブに刻んだ言葉をかなえるため、最後の夏へ再出発する。
兄は22年秋にDeNAからドラフト4位指名された森下瑠大投手。京都国際でエースとして活躍し、春夏3度の甲子園を経験した好左腕だ。一方、弟は地元の福知山市にある強豪校に進学。昨秋は1年生で背番号をもらい、今夏は背番号9を背負う。北嵯峨戦は「7番右翼」で先発。3回1死満塁では同点打となる右ゴロを放ち、5回には左越え三塁打を放った。
兄弟のつながりが支えになっている。兄からは試合結果を気にかけた連絡がたびたび届く。兄は高校時代に外野も守った。弟も同じ型のグラブで今夏、3試合にフル出場した。グラブには「全国制覇」と刺しゅうされている。兄も達成できなかった頂点が目標。「悔しい思いをしたチーム。秋はそのチームを引っ張っていきたい」。まずは新チームでの初陣に備える。【中島麗】

