今秋ドラフト候補の岸本佑也内野手(3年)を擁する奈良大付が、独自大会を除き、夏の甲子園に出場した18年以来となる決勝進出を果たした。
1回にいきなり1点を先制されたが、4回に2死満塁から石井颯太内野手(2年)が中前へ逆転2点適時打を放ち、逆転した。6回にも1点を追加。先発で2年生ながら背番号「1」を背負う杉山竜之輔投手が完投し、7回0/3 7安打1失点の好投でリードを守り切った。
岸本はプロ7球団9人のスカウトが見守る中、2打数1安打2四球1盗塁と活躍した。4回では右前打で出塁し、同点のホームを踏んだ。DeNAの吉見スカウトは差し込まれていた第1打席から対応して第2打席で安打を放ったことに対して「価値ある1本」と評価し「考えて野球をやっている」と話した。阪神の山本スカウトは肩の強さなどの身体能力の高さや「次の塁を狙おうとする意識」を評価した。
1963年以来の選手権出場を目指した、昨夏準優勝の高田商は、準決勝敗退で2年連続の決勝進出を逃した。13日の2回戦でノーヒットノーランを達成したエースの仲井颯太投手(3年)は6回2/3 4失点(自責3)だった。

