勢いが止まらない。ノーシードで挑んだ新潟大会から快進撃を続ける春夏初出場の新潟産大付が、17年全国覇者でV候補にも挙げられていた花咲徳栄(埼玉)を逆転で破った。

0-1の6回2死三塁で、7番千野虹外野手(3年)が左中間へ同点適時二塁打。7回2死三塁では、4番多田大樹内野手(3年)が左前に勝ち越し打を放った。多田は「勝負強さが売りなので、絶対打ってやろうと思ってた」。新潟大会ではチーム最多の10打点を挙げたクラッチヒッターが、大一番で仕事を全うした。

投げては、必勝パターンでもある先発の宮田塁翔投手から田中拓朗投手(ともに3年)の継投で、強力打線を1点で抑え、逃げ切り。鍛え上げてきた守備も無失策だった。吉野公浩監督(57)は「もう100点満点。甲子園でノーエラーは100点満点ですよ」とたたえた。

県勢として17年日本文理が勝利して以来となる甲子園1勝で、令和に入ってから初の勝利。県勢の初出場初勝利は、1984年に出場し、8強入りした新潟南以来40年ぶりとなった。指揮官は「令和入って、その前からも勝利なかったので、そういう部分では花咲徳栄さんに勝てたっていうのは非常にチームとしても新潟県としても大きかったと思う」と喜んだ。

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