<全国高校野球選手権:小松大谷0-3大阪桐蔭>◇14日◇2回戦

徳丸は「自覚」を胸に、最後までグラウンドに立ち続けた。今春センバツの報徳学園との準々決勝直後に、右脇腹を負傷していた。それでも1年秋から中軸を任され、3年時は副将に就いたこともあり「一番引っ張っていくっていうか、そういう気持ちを持って試合に入ってました」。春先に相次いで主力選手が故障で離脱する中、春季大阪府大会にも出続け、チームを鼓舞してきた。

夏までには右脇腹も良くなり、結果で打線を引っ張った。大阪大会では5回戦から4番を託され、7試合で驚異の打率5割8分3厘を残した。その影響か、甲子園では徹底的にマークされ、興南戦は3打数無安打。小松大谷戦では6回1死から右翼後方への大飛球を放つも、浜風に押し戻され右飛に。結果的に計7打数無安打に終わり「自分のスイングができなかった」と悔しさを残し聖地を去った。

NPBスカウトも注目していた高校通算38本塁打の世代屈指のスラッガーは、大学進学を決断した。「大学に行って、4年後しっかりプロの世界に入れるようにやっていきたい」。大阪桐蔭のユニホームを着るのはこの日で最後。新たな戦闘服を身にまとい、「徳丸」の名を全国にとどろかす。【古財稜明】

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