西日本短大付・村上太一投手(3年)が投打に活躍し、全国制覇の92年以来の2連勝に貢献した。投げて6回3安打無失点、打っては1安打1打点2得点。エースの貫禄をみせた。

4失点完投の9日金足農(秋田)戦から中5日。「ちょうどいい調整ができた」と万全の状態で、2戦連続先発を務めた。「もともと体力はある。走り込んでさらについた」と自慢のスタミナも武器に、初回からエンジン全開。1回1死一、二塁では自信を持つスライダーで遊ゴロ併殺に仕留め、上々の滑り出しだった。直球の最速も「ビックリです」と福岡大会から5キロ更新の146キロをたたきだし「びっくりです」と目を丸くした。9回に4点を奪われた前回の反省も生かし「低めに集め、打たせて取る投球ができて良かった」と笑った。

打っても5番を任され、高校通算4本塁打(公式戦のみ)。3回1死満塁で放った甲子園初安打が適時打になるなど、好投が打撃にも好影響を与えた。

17日の3回戦・京都国際戦に向け「(スピードは)130キロ台でいいので、低めに集めることを意識したい」と気合。将来は「プロ野球選手になりたい」というタフな右腕が、32年ぶり8強に導く。【菊川光一】

◆完封試合 今大会は継投を含めて完封試合が早くも11試合。夏の11試合は99年(13試合)以来。

◆2桁得点 西日本短大付が13得点。低反発の新基準バットが採用された今春以降、2桁得点は春の阿南光11-4豊川、今大会の滋賀学園10-6有田工に次いで3試合目となり、13点は最多。

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