第97回選抜高校野球(3月18日開幕=甲子園)の出場校を決める選考委員会が大阪市内で行われ、32校が決まった。昨秋の明治神宮大会を制した横浜(神奈川)のほか同準優勝の広島商(広島)、4強入りした東洋大姫路(兵庫)と敦賀気比(福井)が順当に選出。近畿地区は6校が選ばれたが大阪勢は1927年(昭2)の第4回大会以来98年ぶりの出場「0」となった。21世紀枠は壱岐(長崎)と横浜清陵(神奈川)の2校が選ばれた。組み合わせ抽選会は3月7日に行われる。
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今年もダイヤの原石がズラリ! センバツ連覇を狙う健大高崎は、最速158キロ右腕の石垣元気投手が健在だ。昨春5試合、昨夏2試合と計7試合も甲子園で登板し経験も豊富。今秋ドラフトの上位候補に挙がる素材なだけに、球速含め一挙手一投足にスタンドから熱視線が送られそうだ。
優勝候補の横浜は左右の好投手を擁する。最速150キロ右腕で、1年生ながら主力として昨秋の明治神宮大会優勝に大きく貢献した織田翔希投手と左腕で2年生の奥村頼人投手はともに安定感抜群だ。圧倒的なリーダーシップを誇り、2年時の夏前から主将に抜てきされた阿部葉太外野手も走攻守3拍子を兼ね備える。
17年ぶりに昨秋の近畿大会を制した東洋大姫路もタレントがそろう。最速147キロ右腕のエース阪下漣投手は高校トップクラスの制球力を武器に、古豪復活の立役者の1人となった。元阪神外野手の末永正昭氏(77)を祖父に持つ左腕エースの末永晄大投手や、長打力のある見村昊成外野手の打棒からも目が離せない。
智弁和歌山の最速152キロ右腕、宮口龍斗投手と渡辺颯人投手の強力2枚看板に加え、山田希翔内野手、福元聖矢外野手、藤田一波外野手も攻守で光る。他にも天理・赤埴幸輝内野手、青森山田・佐藤洸史郎外野手、強肩の大垣日大・西河遥人捕手、聖光学院変則左腕の大嶋哲平投手、沖縄尚学の1年生の最速150キロ左腕の末吉良丞投手など金の卵がめじろ押し。まだ寒さの残る聖地を熱く盛り上げてくれそうだ。

