智弁和歌山が初出場の千葉黎明を破り、6年ぶりのセンバツ白星を挙げた。甲子園での初戦連敗が「3」でストップした。中谷仁監督は甲子園10勝目。

渡辺颯人投手(3年)が快投。4安打、90球で完封。100球未満で完封するマダックスを達成した。1、2回は走者を出したが3回から7回までパーフェクト投球。最速145キロ直球と落差のあるカーブなどで相手打線を抑え込んだ。奪三振5、与四球は1。

打線は先発全員の12安打に5本の犠打を決め6点を奪った。1回2死一、二塁から5番荒井優聖内野手(2年)の2点適時二塁打、6番山田凜虎捕手(2年)の右前適時打で3点を先制。6回に1点、7回にも1点。9回には1死三塁から内野ゴロで6点目を奪った。

千葉黎明は完封負けで初勝利ならず。鍛えられた好守備でスタンドを沸かせたが打線が沈黙。甲子園初得点も奪えなかった。

◆マダックス 智弁和歌山・渡辺が90球で完封する「マダックス」を達成。センバツでは23年升田早人(光)が彦根総合を99球で完封して以来。智弁和歌山では春夏を通じ学校初。「マダックス」は100球未満での完封を意味する造語。大リーグで殿堂入りしたグレグ・マダックスは通算35完封のうち13度を100球未満で達成し「精密機械」と呼ばれた。

【センバツ】智弁和歌山が6年ぶり白星 エナジックスポーツが甲子園初勝利 広島商は大勝/詳細