Aシード拓大紅陵は千葉経大付に打ち勝ち、8回コールドで初戦突破を決めた。
強力打線が火を吹いた。3点ビハインドの3回、先頭の加藤玄竜捕手(3年)の右中間を破る三塁打を皮切りに、太刀岡怜央内野手(3年)の左前適時打、仙野珀翔外野手(3年)の左前2点適時打など一挙4得点を奪い逆転に成功。その後も攻撃の手を緩めず、2回以降は得点を積み重ねた。
投げては4回から登板した2番手・鐘ケ江翔投手(3年)が右サイドハンドから力強い速球とスライダーを丁寧に投げ分け打者に的を絞らせず。3回無四球無失点の快投に「緊張もしたが決め球を低めに投げ切れた」と納得の表情で振り返った。
多くのファンが詰めかけ球場は満員に。2回戦ながら外野の芝生席が開放された。注目の初戦に勝利し坂巻展行監督(59)は「(鐘ケ江は)いつも通り。要所は締めていた」と好投した右腕を評価。「持ち味を出せるように集中させます」と次戦を見据えた。これで13年連続夏の初戦突破。23年ぶり夏甲子園へ好スタートを切った。

