ソフトバンク小久保裕紀監督(53)の母校、星林が快勝で27年ぶりにベスト4に進出した。

初戦で和歌山東を倒して波に乗り、3勝目。準優勝した春に続く快進撃が続いている。35年ぶりの夏の甲子園まであと2つだ。

最速145キロのエース則藤瑞起投手(3年)が8回2失点にまとめた。

打線は15安打に敵失がからんで8得点した。

4番の西山稜賀内野手(3年)が3安打でけん引した。安打はいずれもイニングの先頭。高校通算12本塁打で、広角に長打を打てるパワーヒッターだが、無理なくコンパクトに中堅方向にはじき返した。

西山は1年前に痛い思いをしている。三塁のレギュラーだった昨夏、初戦でまさかの敗退。しかもゲーム終盤に走者にタッチにいった際に左肩を脱臼。「気合で」その場で自分ではめてプレーを続行したが、自宅に戻ると激痛に見舞われ、病院に駆け込んだ。ショッキングな敗戦に、肩の痛みも重なった苦すぎる思い出だ。新チームの合流も遅れ、試合復帰も新人戦の途中からとなった。

ただ、徹底した体力づくりが実り、この1年間で10キロ増量。堂々たる4番として最後の夏を迎えた。「エースの則藤がずっと頑張ってくれている。みんなで助け合って、一戦必勝で優勝までいきたい」と鼻息が荒かった。

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