東海大熊本星翔が2年ぶり4度目の甲子園出場を決めた。

1回裏2死一、二塁から5番の堀田延希(3年)が先制の適時二塁打。3回には1死満塁からまたも堀田の犠飛で追加点をあげた。さらに7回には1死二塁から3番の平仲孝輔(3年)が適時二塁打、代打・秋田龍空(3年)の適時打で有明を突き放した。

先発右腕の水野右京(3年)は走者を許しながらも要所を締める投球で有明打線を抑えた。しかし8回に四球から崩れて2点を失い降板。ただ守備陣がもり立て、中でも遊撃手・福島陽奈汰(2年)が3回、6回と安打性の打球をファインプレーで水野を助けた。2点リードの9回1死一、二塁のピンチも2番手の緒方龍之介(3年)が抑えた。

野仲義高監督(44)もピンチを防いだ福島のビッグプレーを評価。「びっくりした。よく捕ったしスローイングも速かった。百崎に似てきましたね。まだ超えてないですけど」と2年前の遊撃手、プロ野球阪神の百崎蒼生(19)を比較にあげた。

福島も百崎を「広角な打撃、積極的な走塁は参考にしているし目標の選手です」という。その先輩から前日にラインで「おまえが絶対に甲子園に連れていけよ」と激励され、福島も「頑張ります」と返していた。

1番打者としても5打席で2安打、4出塁と務めを果たした。いよいよあこがれの甲子園。「甲子園でも切り込み隊長の役割を果たしたい」。1年後にはプロ注目選手となるべく、聖地デビューを果たす。

◆東海大熊本星翔 1961年(昭36)に東海大二高校として設立した私立校。12年から現校名へ変更。生徒数は1234人(女子471人)。野球部創部は61年で部員103人(マネジャー9人)。甲子園出場は春はなく、夏4度目。主な卒業生は「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎氏(漫画家)、女子プロゴルファーの上田桃子ら。所在地は熊本市東区渡鹿9の1の1。田中義浩校長。

【熊本大会の日程・結果はこちら】https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/sensyuken/2025/chihou/kumamoto/score.html--