春夏連覇を目指す横浜(神奈川)は雨天中止を受け、甲子園球場の室内練習場で打撃練習、キャッチボールで汗を流し、ミーティングで約2時間の練習を終えた。打撃練習では村田浩明監督(39)が打撃投手を務め、選手の調子を確認。

「いつも大会前には私がバッティングピッチャーをやっているんです。少しでも気持ちが伝わるし、彼らの調子もわかるので」と、1球1球、確認するように投球。「みんな、調子がよかったですね。一体となった練習ができました。場所を問わず、時間も問わず。変わらずすべてができたので、評価したい」と納得の表情を浮かべた。

横浜にとって、雨は「恵みの雨」だ。「うちは大事な試合の前は必ず雨が降っているんです。選手たちも雨が降ると、すごくいいことが起こる。神様がメッセージをくれているのかな、と捉えています」。センバツの準決勝、健大高崎(群馬)戦の前日、今大会、大阪への出発時も雨だった。この日は練習前には選手たちが甲子園の室内練習場から雨を浴びに外へ。「ありがとうございます!」と、空に向かって声をかけるほどの余裕があったという。 前日、誕生日を迎えたばかりの主将の阿部葉太主将(3年)も「僕らにとっては恵みの雨。今日もいい練習ができましたし、明日向けて、チームワークがひとつ上がったと思います」と笑みを浮かべた。

順延になった試合は8日午後4時15分から行われる予定。阿部は「夏は午前中よりも浜風が吹く。それに惑わされないように。外野、内野の間を抜く打球を意識したい」と、すぐに気持ちを切り替え、明日を見据えた。