聖光学院(福島)の「日本一」への夢は初戦で散った。
投手戦となり、両軍ともに5回まで無失点。聖光学院の左腕エース、大嶋哲平投手(3年)は8回6失点。最速133キロながらも、好感触のチェンジアップを中心とした緩急で打ち取り、7回まで2失点。だが、8回につかまり4失点を許した。斎藤智也監督(62)は「大嶋が7回まで2失点で粘るとは思いませんでした。(山梨学院の)打線の質が高いのはわかっていたので、トータルして6失点は想定内。だからうちは7点を取らなくてはいけなかった」と話した。
打線は来秋ドラフト候補の最速152キロ菰田陽生投手(2年)の前に6回まで無安打。0-1の7回に4番・竹内啓汰主将(3年)の初安打から同点に追いついた。大嶋も「本当に心強いと思いました。新チームが始まってからずっと、どれだけ自分が点を取られても食らいついてくれる心強い仲間だったので」。最後まで頼もしかった。
5点ビハインドの9回にも無死満塁の好機をつくった。ベンチから見ていたエースは「この仲間なら絶対やってくれる」と信じていた。だが、1点止まり。「自分が負けさせてしまって本当に申し訳ないです」と声を震わせた。

