国民スポーツ大会(国スポ)の高校野球硬式の部が29日、滋賀県で始まる。
今夏日本一となった沖縄尚学や準優勝だった日大三(東京)など8校が出場し、4日間で全日程を行う。今大会は硬式、軟式ともに7イニング制を採用。国内の主要大会では初の試みで、関係者らが注目している。
国スポに先駆け、宮崎県では8月の新人大会で7イニング制のリーグ戦を実施した。宮崎県高野連の兒玉(こだま)正剛理事長は「加盟校の多くが反対している7イニング制ですが、やらないで反対するのは説得力に欠ける。やった上で課題を洗い出したかった」と独自に検証作業をした。
同理事長は「暑さの面では人数が少ない学校にとって、7イニングでの試合はありがたいという声が出ました」とメリットを感じた一方で「いいピッチャーが出てきたら、攻略する前に試合が終わっている。終盤の攻防がなくなりそう」と試合展開に大きな影響を及ぼすと懸念する声は根強かったという。現在は新人大会に出場した加盟47校の意見を集計中。来月にも日本高野連に提出する予定で、今後の議論に生かしてもらう考えだ。【平山連】

