北照が13年ぶり6度目の秋季北海道大会優勝を果たし、来春のセンバツ出場を確実にした。1回2死一、二塁で、ベンチ入りメンバー唯一の地元小樽市出身・5番畠山柊太外野手(2年)が右前適時打を放ち、先制した。投げては北海道大会に入り3戦完投で決勝に導いたエース島田爽介投手(2年)が4戦連続で先発し、最後まで1人で投げ抜き、完封勝利を挙げた。1回先頭に二塁打を放たれても、後続を断ち切り、3回には2死一、三塁のピンチも無失点に抑えた。

島田は決勝前時点で1週間で500球以内の球数制限まであと155球だった。127球で終え「後先考えずに最初から飛ばしていく気持ちで投げた」と振り返った。

今夏ベンチ入りしていたのは2人のみ。公式戦の経験が少ないメンバーが、試合を重ねるごとに成長し、北海道の頂点まで上り詰めた。上林弘樹監督(46)は「全く予想もしてなかったので、何が起きたのか分からないが、本当に生徒が一生懸命やってくれて、みんなも応援してくれて、うれしい気持ちでいっぱいです」と話した。

◆北照 1901年(明34)に小樽商業学校として創立された私立校。48年から現校名で、98年から共学。全校生徒数179人(女子40人)。野球部は1908年創部で部員45人。甲子園は春5度、夏は5度。最高成績は10、13年のセンバツ8強。主な卒業生は、現在同校外部コーチを務める元ヤクルト西田明央ら。現役のプロ野球選手では中日斎藤綱記、高橋幸佑。所在地は北海道小樽市最上2の5の1。小路修司校長。

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