大阪3位から近畿大会に出場した金光大阪が兵庫1位の神戸国際大付に敗れ、来春センバツ出場が厳しくなった。

先発した背番号11の左腕、井上和典投手(2年)が2回に先制を許した。6回には犠飛とソロ本塁打で2点を追加された。

打線は序盤こそ得点できなかったが、7回に反撃。5番佐藤太一内野手(2年)がソロ本塁打を放ち、1点を返した。公式戦初本塁打に「思ったより伸びた。打てたのは良かったけど、初回に出したかった」と振り返った。

1-3の8回から背番号1の岸一希投手(1年)が登板。打球が右足すね付近に直撃するアクシデントがありながらも気迫を見せた。1イニングを無失点に抑えたが、打線がソロ本塁打の1点に終わった。

OBの横井一裕監督(50)は「よう頑張ったと思う」とナインをねぎらった。長年、二人三脚で同校を支えてきた桜井富男部長(65)が定年退職を迎える。横井監督は「何とか1つ勝って、3月まで希望を持ってできたらと思っていた」と無念な思いを話した。

桜井部長は85年4月から部長を務め、横井監督が同校入学時にはすでに部長だった。横井監督は「恩師でもあり、部長でもある。1日でも長くという思いがあった。この秋も普通なら巻き戻せないゲームを勝ったこともあった」。試合後の取材では目に涙を浮かべながらナインも団結していたと振り返った。

4年ぶりのセンバツ出場を目指したが、近畿大会初戦敗退で厳しい状況となった。佐藤も桜井部長との思いを話し、「今日で最後と思うと悲しい。最後に一緒に甲子園に行きたかった」と肩を落とした。

横井監督は「今度は自分のためにできるかどうか。近畿大会という大人の世界を見るのはいい経験になった」と前を向いた。

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