初戦から好カードがめじろ押しとなった。昨夏の甲子園覇者の沖縄尚学は、大会第1日の第1試合で11年夏以来となる15年ぶりに甲子園の舞台に帰ってきた帝京(東京)と対戦。昨秋を無敗で制した明治神宮大会覇者の九州国際大付(福岡)は、明治神宮大会準優勝の神戸国際大付と第4日の第1試合で対戦することが決まった。昨秋の明治神宮大会決勝では九州国際大付が11ー1の大差で退けただけに、早くも訪れた再戦の機会に注目が集まる。
第2、3日に初戦が行われるブロックは激戦必至だ。センバツ連覇を狙う横浜は、神村学園と第2日の第2試合で対戦する。智弁学園、東洋大姫路、花咲徳栄、古城大翔(だいと)内野手と赤間史弥外野手(ともに3年)を擁する花巻東、日本文理と実力のある強豪校が集中した。昨年の春を制した横浜のようは飛び抜けた存在は不在。「今年はかなり力関係が拮抗(きっこう)している印象。どこもレベルが高いし、初戦から侮れない」と語る指導者もおり、優勝の行方はなかなか読みづらい。
今回のセンバツから新たにDH制が採用される。投手の負担軽減はもちろん選手の出場機会の増加などメリットが大きいと言われ、指導者たちから「攻撃の幅が広がる」「選手たちの可能性が広がる」など好意的に捉える意見が多い。打線の厚みをもたらし得点力の増加も期待できる新ルールを使いこなせたチームが、優勝に1歩近づくに違いない。

