大阪桐蔭が春夏10度目の優勝を飾った。取ったら、取り返す強気な攻撃が、4年ぶりの近畿勢同士の決勝で随所に出た。
口火を切ったのは西武・中村剛也の長男の中村勇斗内野手(2年)だった。2回1死二塁で先制タイムリーを放つと、3回には藤田大翔(ひろと)捕手(3年)の右越え2点適時二塁打で2点を追加。智弁学園に1度は同点に追いつかれたが、3-3の同点の6回に集中4安打の固め打ちで4点を奪取した。
試合前はロースコアな展開が予想されていた。今大会防御率0・26と圧倒的な成績を残す智弁学園エース杉本真滉(まひろ)投手(3年)をどう打ち崩すかが勝負の鍵を握っていたが、杉本から11安打7得点と猛攻。難敵をしっかり攻略し、「西の横綱」の復活を印象づけた。

