第108回全国高校野球選手権宮城大会の開会式が9日、楽天モバイル最強パーク宮城で行われた。63校56チームの出場校は、前大会優勝の仙台育英を先頭に堂々の入場行進を披露した。
選手宣誓を務めた泉松陵の佐度優吾主将(3年)は「100点満点」と笑顔。今年、発生から15年を迎えた東日本大震災をテーマに力強く宣誓した。発生当時は2歳だった佐度主将。さらに、2学年下には、震災発生後に生まれた選手もいる。「今この舞台に立てているのも、野球ができているのも、いろんな方々が震災から復興をしてくださったからだと思うので、それを伝えたいと思いました」と、宣誓文に思いを込めた。
選手宣誓の全文は以下の通り。
宣誓。私たちはここ、宮城県の高校球児の憧れの舞台に立っています。東日本大震災から15年。多くの人々がつないできてくれた復興への希望と、野球ができる喜びを今、深く胸に刻んでいます。時代とともに高校野球も変わり続けています。しかし、仲間と白球を追いかける情熱や野球の楽しさは変わりません。仲間がいる、家族がいる、応援してくださる方々がいる。その支えがあるからこそ、私たちは愛する野球ができています。一球に魂を込めます。一歩に覚悟を刻みます。そして、一瞬に青春の全てを懸けます。勝敗を越えて、人の心を動かすプレーを。努力は決して裏切らないことを。夢は本気で挑み続ければかなうことを。私たちは宮城から全国へ、勇気と希望を届けることを誓います。
令和8年7月9日、選手代表、宮城県泉松陵高等学校野球部主将、佐度優吾

