<全国高校野球選手権:関西7-1明豊>◇15日◇3回戦

 明豊が、甲子園で10年ぶりとなる三重殺プレーを見せた。6回無死一、二塁で三ゴロを中島功揮三塁手(3年)が捕球して三塁を踏み素早く二塁へ送球。さらに一塁へ転送され、三-二-一の三重殺が完成した。「三重殺は人生で初めて。100%のスローイングでした」と中島。攻撃では4度の満塁のチャンスで無得点に終わり大差で敗退。「満塁で1本出ていれば。あと1本が出なかった」と和田正監督(61)は、悔しさを抑えられなかった。