<高校野球東東京大会:修徳5-0篠崎>◇9日◇1回戦◇大田スタジアム

 ノーシード校の修徳が好発進した。エースに代わって先発した背番号4の岩谷淳投手(3年)が篠崎を散発3安打で完封した。奪三振10。阿保暢彦監督(39)は「初戦が一番難しい。岩谷は昨夏も投げているし、確実にやってくれる子なんで」と起用を説明した。

 昨年は準々決勝で帝京に0-8と完敗した。今春の都大会では、創価に4-5で敗れた。岩谷は「勝てるならどこ(のポジション)でもやります。自信はあります」と言う。この日は5番打者で、打っても初回に先制適時打を放った。2回戦(11日=対新宿)に勝てば、13日には望む前年覇者の帝京が待ち受ける。