<高校野球鹿児島大会:神村学園11-3鹿児島実>◇28日◇決勝◇県立鴨池球場

 神村学園が鹿児島実を大差で破り、3季連続甲子園出場を決めた。1回に相手守備の乱れを突いて5点を先制。その後も打線の勢いが止まることなく、柿沢貴裕投手(3年)の本塁打など17安打で11得点をあげ圧倒した。「ここまで大差がつくとは思わなかった。自分たちの目指す攻撃が最後の最後でやっとできました。全国でも1つ1つ階段を上っていきたい」と山本常夫監督(51)も喜びの涙を流した。