<明治神宮大会:仙台育英12-4関西>◇14日◇高校の部決勝◇神宮

 仙台育英(東北=宮城)が12-4で関西(中国=岡山)を破り初優勝した。

 2点を追う3回、7連打を含む10安打集中、9点を奪って逆転。その後も加点し19安打で12点を挙げ快勝した。

 佐々木順一朗監督は「チャンスになったら一気に、というウチの特徴があの回(3回)に出た」と笑顔。3回に同点の2点適時打を放った上林誠知主将は「これからは、勝たなきゃいけないチームになるんだなと思いました」と気を引き締めていた。

 仙台育英の優勝で東北地区が来春センバツの神宮枠をゲット。一般枠が2から3となり、秋季東北大会優勝の仙台育英、準優勝の聖光学院(福島)に続き、4強入りした盛岡大付(岩手)、酒田南(山形)にもチャンスが広がった。