<高校野球岩手大会:花巻東5-1盛岡大付>◇26日◇決勝◇岩手県営野球場

 盛岡大付の3季連続の甲子園出場はならなかった。1回に松本裕樹投手(2年)の中前適時打で先制したが、その後は看板の打線が沈黙。

 5回に松本が連続適時打を浴びて逆転を許すと、6回には失策も絡んで3点を追加された。2年生ながら投打の中心としてチームをけん引してきた松本は「アウトコースを踏み込んで打たれて、研究されている感じがあった。3年生を甲子園に連れていけなかった」と涙を流した。

 関口清治監督(36)は「エラーでピンチを広げてしまった。それをカバーするためのバッティングだったが、うまく流れをつかめなかった」と肩を落とした。