<高校野球大阪大会:履正社3-1大阪学院大>◇8日◇1回戦◇万博

 先発した履正社・鈴木佳佑投手(3年)が最上級生の意地を見せた。6回途中まで大院大高打線を2安打1失点(自責点なし)の好投で3-1勝利に貢献。「この勝ちは大きいし、勢いに乗れると思います」と話した。今春のセンバツでは東、阪本ら2年生の活躍の陰で出番も少なかった。「自分の力が最大限発揮できるように」とフォームを改造。走り込みで下半身強化などに取り組む一方、中日吉見の投球フォームを分析するなどして研究。春に最速136キロだったストレートは142キロにアップした。背番号11は「夏は3年が頑張らないと勝てないと思う」と胸を張った。