<高校野球山梨大会:甲府商10-7身延>◇6日◇1回戦

 昨年の覇者、甲府商がまさかの大苦戦だった。昨年2年生ながら甲子園で1勝をあげ「堀内2世」と呼ばれたエースの米田易弘(やすひろ=3年)が3回までに6点を奪われ降板する展開。それでも「(米田に)もう1回投げさせるために勝つしかない」とチームは奮起した。試合後、米田は「今日はみんなが打ってくれた。次は自分の投球でチームが勝てれば」と前を向いた。