<高校野球西東京大会>◇20日◇5回戦

 昨夏の決勝の再戦は、日大三が日大二を6回コールド10-0で返り討ちにし、8強に進んだ。エース左腕の山崎福也(3年)が今夏初登板し、6回を被安打4で完封。6回の打席で右前打を放った際、両足の太もも、ふくらはぎがつるアクシデントで交代したが、チームはそのままサヨナラコールド勝ちした。

 四死球で走者をためた場面で、効果的な安打が出た。だが、自慢の強力打線は8安打と大爆発には至らず、小倉全由監督(53)も苦笑い。「もっと打たないと。(胃が)キリキリするよ。(打線が)つながらないところがあるね」と課題を挙げていた。