ヤンキース田中将大投手(28)がオリオールズ戦に登板し、5回2/3を9安打7失点と打ち込まれ、楽天時代を含めて自己ワーストの4連敗で、5敗目(5勝)を喫した。防御率は60投球回以上を投げた先発投手では両リーグワーストの6・34。自責点7以上が今季3度目は、ア・リーグ先発投手では唯一という不名誉記録となった。

 ▼田中の4連敗は日米を通じ初めて。楽天時代は08、09、10年に記録した各3連敗が最長。14年の渡米後、3連敗以上は今回が初めてになる。なお、3回にマチャドから三振を奪い、日本人8人目の大リーグ通算500奪三振をマーク。通算86試合での到達は8人の中でダルビッシュ(62試合)野茂(66試合)に次ぐ3番目のペースとなった。