レンジャーズのダルビッシュが、投球時のクセ矯正に着手した。米スポーツサイト「ヤフースポーツ」のパッサン記者が、マーリンズのスカウトらの証言として、球種が分かっていたことをツイッターで紹介。ダルビッシュ自身もビデオで確認し、同記者に対し「この情報をシェアしてくれてありがとう」と、感謝の言葉をつぶやいた。

 26日のマ軍戦では自己ワーストの10失点。その時点で、ダルビッシュは相手が球種を分かっているような気がしたという。具体的には、速球系の際にグラブが少し長く止まるクセが発見された。イチローにはスライダーを打たれた一方、2本塁打をはじめ、適時打の大半は速球系だった。

 今月31日のトレード期限を前に、依然として去就は不透明なまま。この日は試合前にブルペンに入り、丁寧にフォームをチェックしながら28球を投げ込んだ。レ軍残留となれば8月1日(同2日)のマリナーズ戦で先発する予定だ。(アーリントン=四竈衛)