パドレス牧田和久投手は1回をわずか6球で3者凡退に抑えた。

 「まさか6球で終わるとは思わなかった」と話したが「収穫は投球の内容というより(極端な)野手の守備位置を体験できたこと。米国らしい。戸惑いはあったけど、普通の投球を心掛けた」と話した。

 2死無走者、左打者に外角球を引っ掛けさせてゴロにすると、二塁ベース付近に移動していた三塁手が処理した。「日本ではまずない。データ通りなのか分からないけど、すごいな」と振り返った。

 緊張したという初登板に対し、落ち着きを取り戻して本来の打たせて取る投球だった。「自分の投球が継続できるようにコンディションを整えていきたい」と意欲的に話した。