マーリンズからFAとなっていたイチロー外野手(44)が、古巣マリナーズと1年のメジャー契約でほぼ合意に達したことが5日(日本時間6日)、分かった。メジャー関係者が大筋で認めたほか、複数の米メディアも相次いでツイッターなどで伝えた。

 2001年にマリナーズでメジャーデビューしたイチローは、12年7月にヤンキースへトレードで移籍。その後、15年から3年間、マーリンズでプレーした。

 今オフ、マリナーズはイチローの獲得について消極的な姿勢を見せた時期もあったが、右翼のレギュラー候補ギャメルが右わき腹痛で戦列を離脱。開幕が絶望視されるなど、外野陣が手薄になったこともあり、一転してイチローとの交渉を進め、急速な展開で合意に達した。

 背番号は、慣れ親しんだ「51」になることも確実視されている。