1日(日本時間2日)のアスレチックス戦で投手デビューし、二刀流の第一歩を踏み出すエンゼルス大谷翔平投手(23)に、米メディアも大きく注目している。

 大リーグ公式サイトはトップニュースで大谷の登板について伝え「オオタニの二刀流挑戦は、歴史的な意義がある。開幕戦に投手以外でスタメン出場し、その10日以内に投手として先発するのは、1919年のベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来となる」と紹介した。

 ヤフースポーツでも、メジャーのトップニュースとして「すべての視線がオオタニに注がれる」との記事を掲載。「日曜日の(大谷の登板は)あまりにも大きすぎる出来事」と表現した。ESPN電子版もトップ扱いで「オオタニがアスレチックスを相手にマウンドに立つとき、何が起こるのか予想することは不可能だが、だからこそ周囲を興奮させる」とつづった。

 スポーツサイトだけでなく一般紙の電子版でも特集が組まれ、31日付のワシントン・ポスト電子版は「この日曜日、太陽が太平洋の西へ傾く頃、オオタニは大きなコンクリート・ボウルの真ん中の、土で丸く盛られたマウンドに立ち、この野球というスポーツで、100年近く誰も目撃したことのないことに挑む」と、明日の投手デビューを大きく取り上げた。