13日(日本時間14日)のタイガース戦で右手に死球を受けて小指の中手骨を骨折したマリナーズのロビンソン・カノ二塁手が、その瞬間に折れたと分かったとコメントした。

 同選手は手術を受ける可能性もあり、スコット・サービス監督は痛い離脱だと述べた。MLB公式サイトが伝えている。

 カノは「瞬時にやったなと分かった。日本で(2015年のオフシーズンツアーの際に)足の小指を折った時と同じような感じだった」とコメント。15日にもフィラデルフィアの専門医に診てもらう予定だとし、「時間をかけ、100パーセントになって戻ってこなくては」と述べた。

 今季マリナーズで全試合に先発してきたカノ。手術となれば、前半戦の大部分を欠場する可能性がある。

 サービス監督は「彼はラインナップの中心選手だから、実に痛い」と述べ、カノの穴を埋めるのは容易ではないとした。一方で「我々は以前もこういうことを乗り越えてきた。少々支障をきたすことにはなるが、選手たちは立て直し、強くなって前進を続けるだろう」と述べている。