海を越えて5年ぶりに実現した対決は、先輩右腕の圧勝に終わった。エンゼルス大谷翔平投手(23)が、メジャーで初めて対戦したヤンキース田中将大投手(29)に2打数2三振と封じ込められた。

 ヤンキース田中と、エンゼルス大谷の対決を、米メディアも大きく取り上げている。ESPN電子版は「アグレッシブな田中が大谷とトラウトの勢いを止めた」、ニューヨーク・デーリーニューズ電子版は「田中が大谷を2度三振に仕留めた」、ニュージャージー・メディアは「田中がヤンキースと大谷を支配した」など、いずれも田中を持ち上げる見出しで記事を掲載している。ニューヨーク・ポスト電子版は「ヤンキースタジアムは大谷に優しくないと証明された」と、3連戦でブーイングを浴び無安打だった大谷にスポットを当てていた。