エンゼルス大谷翔平投手(23)が18日(日本時間19日)、右肘内側側副靱帯(じんたい)の損傷後、初めてチームと合流した。

 7日(同8日)に故障者リストに入って以降、チームは遠征続きだったが、この日から本拠地に戻りダイヤモンドバックスとの2連戦。全体練習の前に、マイク・ソーシア監督(59)ら首脳陣と話し合った。

 同監督は「最初の方は確かにがっかりしていたようだけど、最近1週間セラピーを受けて、今後のプロセスがどうなっていくかを理解し始めている」と、大谷と話した時の様子を明かした。

 現状で大谷は左腕だけでのスイングや、ランニング、体幹強化のトレーニングなどを行っている。同監督によれば、「メディカルスタッフも(治療の経過について)とても前向き」と、順調に進んでおり、「2、3週間後にまた意見が得られればと思う」と話した。

 ケガの公表(7日)から3週間後に患部の再診が行われるとされていたが、同監督は「3~4週間ということ。今の時点では1週間しかたっていないから、あと2~3週間後」と今後の見通しを話した。再検査は7月上旬にずれ込むことになりそうだ。(アナハイム=斎藤庸裕)