ブルージェイズのランドル・グリチャック右翼手が4回にファウルフライを追ってセキュリティガードの椅子に顔面から激突し、テオスカー・ヘルナンデス左翼手に交代するというアクシデントが発生。代わったヘルナンデスが3−2で迎えた8回に20号3ランを放ってチームの勝利に貢献した。

グリチャックはしばらく治療を受けた後にフィールドを去ったが、その際にテレビカメラは同選手の顔の鼻から目にかけて大きく腫れ上がった様子を映し出していた。

グリチャックと共にフライを追ったジャスティン・スモーク一塁手は、ブルージェイズホームのドーム型屋根はフライが見えにくく、ボールを追うのに気を取られるため、障害物に気づくのが難しいと指摘。「お互いとボールとを同時に気にかけていた。二人ともセキュリティガードのことなど考える余裕はなかった」と述べている。

ア・リーグ中地区3連覇を目指すインディアンスはフランシスコ・リンドア遊撃手が3回にキャリア最多となる34号ソロを放つなどしたが実らず。マジックナンバーは5のままとなっている。