昨年10月に右肘を手術し、リハビリを進めているエンゼルス大谷翔平投手(24)が、現状について明かした。20日(日本時間21日)もチームの全体練習とは別メニューで調整。特設トレーニング室で、約1時間20分、強化トレーニングや素振りを行った。今後のリハビリの段階について、「ドライスイング(素振り)は強度と本数をまず増やして、そこをクリアしてあとはティー打撃に入っていく感じ」と話した。

また、投手としてのステップアップについては「(キャンプ)終盤でちょっと投げられればいいんじゃないかなと思います。何通りかプランを立てていきたい」と、3月中にもスローイングを再開する見通しを示した。ただ、今季は打者に専念となり、投手復帰は20年シーズン以降となる。

地道なトレーニングが続く毎日だが、「なんでも楽しいですけどね。やっているレベルが下がっているだけで、最初の段階から考えればやれることもだいぶ増えているので。何事も面白いかなと思います」とリハビリ中の心境を話した。