右肘のリハビリを進めているエンゼルス大谷翔平投手(24)のスローイング再開が間近であることを7日(日本時間8日)、ブラッド・オースマス監督(49)が明かした。

全体練習前にメディア対応を行い、リハビリの次のステップについて「投げる方になる」と話した。時期については「知っているけど言えない」と明言はしなかったが、「もうすぐ」と明かした。

右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(トミー・ジョン手術)からキャッチボール再開までは4~5カ月前後とされており、大谷も前日のメディア対応の際に「ある程度、痛みや張りがなかったら全然やっていくかなと思う。今の段階でも、投げられるかもしれない」と話していた。

ここ1週間はソフトトス(下から投げたボールを打つ)打撃を続けており、同監督によればこの日も30球、スイングを行った。投球プログラムの再開後は「それがいつであろうと、スローイングを始めたら打撃の方は(進行を)緩めることになる」と話し、打撃面についてはスイング数を制限していく予定だ。