マリナーズ・イチロー外野手(45)が21日、現役引退を発表した。

これを受け、かつて同選手が所属したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは「イチローはこれまで世界が目にしたなかで最高の野球選手のひとり。彼はほぼ全人生を野球と結婚して過ごしてきたが、その関係は素晴らしいものだった。我々は彼を元所属選手のひとりだと呼べる幸運に恵まれた。その驚嘆すべきキャリアをたたえたい」と語った。

同じくヤンキースのCC・サバシア投手はツイッターで「イチロー、君の試合への取り組みと、君が僕にとってもほかの選手にとっても素晴らしい同僚であることに常に敬服していた。これまでのすべてをありがとう」と思いをつづった。

殿堂入りしたウラジーミル・ゲレロ氏もツイッターで「レジェンド、象徴、偉人…。今日、彼は野球に別れを告げた。我々が愛してやまない野球に対する君の敬意と貢献に感謝している」と述べた。

マーリンズ時代にイチローと共闘したジャスティン・ボーア内野手は「彼はメンターのようなものだった。メジャーデビューした当初は周囲を見渡し、学ぶものだけど、僕にとってはそれがイチローで、僕は彼が試合の準備をする姿、ストレッチする姿を見つめてきた。フィールドに出た瞬間から去る時まで、彼はプロフェッショナルだった。見ていて本当に信じられない思いだった」とイチローとの思い出を語っている。