メジャー6年目を迎えたヤンキース田中将大投手(30)が、2年ぶり4回目となる開幕投手として先発。5回2/3を投げて6安打2失点(自責1)無四球5奪三振と好投し、勝利投手となった。

◇田中の一問一答

-序盤から効果的

「初回の味方の援護が大きかったと思います。そこに尽きると思います」

-過去の開幕での経験が生きた

「もちろん、そこもありますし、僕の中で大きなところは2017年のシーズン、プレーオフ、そういった経験があったからこそ、去年もあったと思いますし、今日のオープニングデーのスタートにつながったと思います」

-やり返せた

「今日は確実にストライクを取れる球がなかったので、少し窮屈さ、難しさを感じながら投げてました。その中でもカウントを整えながらゲームを作れたという意味では、よかったんじゃないかと思います。チームが勝った点ではホッとしました。欲を言えば6回を投げ切りたかったですし、全体的に苦しかったのは苦しかったです」

-カーブの効果

「カーブだけじゃないです。でも、どれだけカウントを優位に早い段階で優位に進められるかというのは大事だと思うので、それは大事にして投げてます」

-開幕の重み

「勝ちましたけど、終わってみて別に…やったとかはないですね、正直なところ。納得いかない部分はいっぱいありますけど、勝ってよかったのはもちろんあるんですけど、特別ということはないです」

-無四球

「出していいところは逆に出していいと思います。四球がダメだから無理やりストライクを投げて、長打を食らう方が、よくないパターンが多いと思うんです。無理に四球を出さないように投げるのではなくて、1発のある打者に自分のビハインドカウントで取りにいっても危ないだけ。ケースによって、というところが大事だと思います」

-好スタート

「何はともあれ勝ったし、反省するところはもちろんありますけど、不運な当たりも多かったですし、切り替えられたのはよかったです」