エンゼルス大谷翔平投手が3番DHで出場し4打数2安打1本塁打1盗塁だった。今季初対決したドジャース前田健太投手に対しては2打数1安打1本塁打。初回に2死からの大量点を導く7号ソロ本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

1回2死無走者の第1打席は前田の変化球が続けて外れ、3球目はスライダーでストライク。4球目のチェンジアップは空振り。5球目のチェンジアップは外れ、フルカウントから甘いスライダーを右中間席へ突き刺す弾丸ライナーの7号ソロ本塁打。8日のマリナーズ戦の菊池雄星投手から放った一発に続き、再び日本人投手からアーチを描いた。

前田は直後に制球を乱し2四死球で2死一、二塁と自らピンチを招き適時打と3ランでいきなり5失点。大量点の口火となる一発だった。

2回2死一塁の第2打席は初球外角速球が外れ、2球目もチェンジアップが低めへ外れ、3球目もスライダーが高めに外れ3-0。速球が続けてストライクとなり、フルカウントからチェンジアップをファウル。7球目の外角速球もファウルして粘り、8球目のチェンジアップで空振り三振。

5回1死無走者の第3打席は、先発前田が2番トラウトを三振に打ち取った後に交代し2番手の左腕ファーガソンと対戦。カウント1-1から152キロの内角速球を空振り。4球目の153キロの低め速球を見逃し三振に倒れた。

7回2死無走者の第4打席は、3番手の右腕バイエスに対しカウント2-2から外角チェンジアップを右手1本で当てライト前に落ちる右前打でマルチ安打をマーク。次打者の3球目に今季初となる二盗を決めた。