マリナーズ菊池雄星投手(27)がツインズ戦に先発し、5回6安打1失点2四球4奪三振と好投したが、勝敗は付かなかった。

1回1死から内野失策、四球でピンチを迎えたが、二ゴロ併殺で切り抜けて無失点に抑えた。

2回は、2安打と四球で無死満塁のピンチを背負ったが、連続三振と内野ゴロに仕留めてホームを踏ませなかった。

3回1死から3番クルーズにソロ本塁打を浴び、1点を先制された。

4回は3者凡退。

5回は2死から連続長短打を浴びたものの、後続を中飛に抑えて踏ん張った。

6回にマリナーズが1点を返し、菊池は1-1の同点の状況で交代した。

球数は92球。

最速は95マイル(約153キロ)。

過去3試合は、いずれも4回途中でKOされるなど不本意な結果だったが、この日は力強い速球で攻めの投球を披露。復調を印象付けた。

試合後は「ここ3試合やられっぱなしで、何が原因かというのをしらみつぶしにコーチ、チームメートと相談してやってきましたけど、やっとそれがいい形にいい方向にいったのかなと思います。やっと戦えるボールに戻ってきたという手応えを感じています」と、冷静に話した。

試合は、マリナーズの救援陣が中盤以降打ち込まれて大敗した。