カブスから自由契約になった田沢純一投手(33)が、レッズとマイナー契約を結んだと、マイナーリーグ情報に詳しい複数の米記者が11日、ツイッターで伝えた。ネットメディア「MLBデーリーディッシュ」などに寄稿しているアンダーセン・ピッカード記者によると、田沢はレッズ傘下2Aチャタヌーガに配属されたという。

レッズはメジャー30球団の中で日本選手が所属したことのない唯一の球団。しかし、エンゼルス大谷が日本ハムからメジャー移籍を目指した際には積極的に獲得に乗り出すなど、日本選手にも目を向け始めていた。1882年にシンシナティ・レッドストッキングズとしてスタートした長い歴史を誇る名門で、これまで世界一に5度輝いている。田沢は今季、カブスとマイナー契約し、傘下3Aアイオワでは19試合に登板し1勝0敗1セーブ、防御率4・00。7月11日に自由契約となった。