MLBが、今年のドラフト会議をオンラインによるリモート開催に切り替えると、15日付のESPN電子版が伝えた。当初の予定通り6月10日からとし、指名は従来の40巡から5巡目までに縮小するため、2日間で終了する。例年なら有力選手や球団関係者が一堂に会して行われるが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、球団スタッフが同じ部屋に集まることは禁じられ、ビデオ会議形式で指名が行われる。

MLBは大幅な収益減になるため指名選手の契約金は10万ドル(約1100万円)までしか支払われず、50%が分割払いになる。指名漏れした選手も独自に交渉し入団することが可能だが、契約金は2万ドル(約220万円)以下になるという。