エンゼルス大谷翔平投手(26)が、2試合連続アーチで本領を発揮した。マリナーズ戦に「5番DH」で出場し、6点を追う9回1死一、二塁から中堅スタンドへ3ランを放った。

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大谷が7回の走塁と盗塁で、スピードでもトップクラスの数字を出した。MLBの公式データ「スタットキャスト」によると、併殺を崩した一塁への走塁は最高速度が秒速8・8メートル、二盗したときの最高速度は秒速8・7メートル。大谷の過去の平均最速は18年が秒速8・7メートル、昨季が秒速8・6メートルとなっており、昨年9月の左膝蓋(しつがい)骨手術の影響を感じさせないスピードを維持している。