タイガースのロン・ガーデンハイアー監督(62)は19日のインディアンス戦を前に、体調不良により即座に退任すると発表した。

チームが試合前の準備をする中、午後5時頃に突然招集されたビデオ会見のなかで退任が発表され、本拠地コメリカパークのスコアボードには「ありがとう、ロン」と感謝のメッセージが掲示された。

9月27日のレギュラーシーズン終了まではベンチコーチのロイド・マクレンドン氏が監督代行を務める。タイガースは18日の時点で21勝29敗の成績で、ポストシーズン進出の可能性が薄い状況。

ガーデンハイアー氏はツインズで2002年から13シーズンにわたって監督を務め、ア・リーグ中地区優勝6回の手腕の持ち主。タイガース監督に就任し、今季が3年目だった。

最近は胃の疾患により試合を休んだこともあり、この日の会見ではチームを指揮するストレスが苦しかったと明かした。(AP)