ロビンソン・カノ内野手が来季全試合出場停止となったことで、資金に余裕の出たメッツが、マイケル・コンフォート外野手(27)との契約延長に臨むのではないかとの噂が上がっている。MLB公式サイトが伝えた。

禁止薬物に陽性反応を示したカノが無給で来季全休を余儀なくされたため、2400万ドル(約25億円)もの同選手の年俸が“浮いた”形となっているメッツ。その使い道に注目が集まるなか、ニューヨーク・ポスト紙はコンフォートとの複数年契約が選択肢の1つだと報じた。

コンフォートは2014年のドラフトでメッツ入りし、15年にメジャーデビュー。ルーキーながら、その年のワールドシリーズ第4戦で2本塁打を放つという活躍を見せた。今季は54試合に出場し、打率はキャリア最高の3割2分2厘、長打率は5割1分5厘をマーク。来季終了後にフリーエージェントとなる資格を有している。