フィリーズは29日、ドジャースも絡む3球団のトレードにより、レイズから救援左腕ホセ・アルバラド投手(25)を獲得したことを発表した。MLB公式サイトが伝えている。

フィリーズはドジャースへ右腕ギャレット・クレビンジャー投手を送り、ドジャースはレイズへディロン・ポールソン内野手と後日発表の選手などを放出する。

アルバラドは2017年にレイズでメジャーデビュー。18年には70試合登板で防御率2・39をマークしたが、19年はケガなどもあり35試合登板で防御率は4・80、今季も肩の故障で9試合登板にとどまり、防御率は6・00だった。

だが、健康に問題がなければ頼れるブルペン勢の1人で、18年と19年には合計15セーブをマーク。ツーシームでは過去3年平均で約157キロを計測し、今季も平均約156キロを記録した。被長打率は、17年以降130イニング以上を投げた現役投手のなかで8位にランクインし、現役左腕ではアロルディス・チャプマン、ザック・ブリトン、アーロン・バマーに続く4位につけている。