大リーグ移籍を目指し、ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使した沢村拓一投手(32)が16日(日本時間17日)、レッドソックス入りを決めた。

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<レッドソックスのブルペン事情>

昨季30球団中ワースト4位の防御率5・79と低迷したリリーフ陣を整備することが、今オフの重要課題だった。沢村の他にここまで通算25勝19セーブの右腕

オッタビノをヤンキースからトレードで、通算26勝7セーブの右腕アンドリースをFAで、元ヤクルトのカラシティーをマイナー契約で獲得するなどベテランを次々と補強。抑えは155キロ超えの速球を持つ30歳右腕バーンズだが、コントロールに課題が残っておりセーブは7年間で通算15と抑えとしての実績はまだ乏しい。中継ぎ陣には、広島から18年にメジャー復帰し安定した働きを続ける右腕ブレイシアがいる。