エンゼルス大谷翔平投手(26)が、オープン戦5号アーチを放った。「2番DH」で出場し、1回の第1打席で左翼ポール際へ先制のソロ本塁打。左腕ゴンバーの初球、90マイル(約145キロ)の高め直球を捉え、やや詰まりながらもスタンドへ運んだ。

球団広報のツイッターによれば、オープン戦で5本塁打を放ったのは05年の松井秀喜に並び日本人最多タイ。これで11試合連続安打とし、打撃絶好調をキープした。

左腕から今季初本塁打を放ったが、第2打席は三ゴロ、第3打席は左飛で凡退した。3打数1安打で打率は5割7分1厘となった。

この日の試合前、3番打者の主砲トラウトは投打で活躍を見せている大谷について、「僕らが皆、期待していたこと。エースが加わり、打線の中軸を打てる、2人のスターを加えているようなもの」と語った。